What's
Ender Maker? |
エンダーメーカー:途中で放棄された物語の続きを書き話を終わらせる者・職業。
依頼があれば、途中で死亡した作家の作品や、打ち切りとなった連載小説の続き等、エンダーメーカー(以下EM)が引き受ければ素人作品も手掛ける。
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How
make the end? |
本と魂の契約魔法により、作品の中にEMの魂を入れ、EMが作品内のキャラクターとなりストーリーを体験する事によって話が進む。
現実世界では本の中の体験をEMが自動書記しているので、EMにあまり
文章能力は関係がない。
どんなに作者が作品を放棄していても、作品を手掛ける段階では作者の中で
「結末」が決まっている事が多く、作品が途中放棄された多くの理由がその結末へ行くまでの話の展開が考えられなかった事にあるので、基本的には作者が望む結末へ向かう。
しかし、EMが作者の意図を読み取れず、作者の意図と全く異なる展開となる
行動をとった場合や、EMがキャラクターとして結末へ辿り着けるだけの能力がない場合、違う形の結末を迎えるか、物語を終わらせる事ができないままとなる。
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Master
change |
物語は基本的に「作品の中に『EM』mというキャラクターが入り話が進む」為、すでに作品の中にいるキャラクターや主人公のサポートキャラとして登場・あるいはそれらに立ちはだかる敵となり物語を結末へ導くが、新たにキャラクターを登場させたくない・EM自身が主人公のようなタイプの為現段階で登場しているキャラクターよりも目立ってしまう場合、すでに登場しているキャラクターとEMが交代して作品の中に入る事がある。
これを「マスターチェンジ」という。
マスターチェンジをした場合、EMはチェンジしたキャラのスキル・好み・感情をある程度は引き継ぐが、性格や根本的な能力はEM本人のものとなる。
(主人公でマスターチェンジ・主人公がサッカー選手の場合、主人公と同等のサッカースキルがEMにも身につく。EMがピーマン嫌いでも主人公が好きならばEMも主人公同様ピーマンが好きになり作品内では食べられるようになる)
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Caution |
物語の作者が「EM」自身のキャラクターに設定を書き加えれば話は別だが、基本的には作品内でのEMは現実世界と同じだけの能力しかない為、アクションで敵と戦いたい場合は、現実世界でもそれなりの戦闘能力を身に着けている必要がある。
また、マスターチェンジした場合「感情」は引き継ぐものの「思考」までは引き継がない為、ミステリー作品で主人公が「謎が解けた」と言っていても、そこからEMが加筆した際に主人公が解いた「謎の答え」は引き継がないので、EM本人が謎の答えを考えなければならない。
物語の中でEMが死ぬと、EMが死ぬことにより話が終われる、いわゆる「死オチ」でない限り、EMは本の世界から出られなくなり現実世界ではEMが眠ったままとなってしまう。
新しいEMかアシスタントが加筆し代わりに話を終わらせれば元の世界へ戻ることができるが、上記理由から近年は特にアクションとミステリーを嫌うEMが多い。
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Ranking |
物語にはそれぞれSS・S・A・B・C・Dまでランクがあり、ランクによって物語の書きやすさや内容の良さが変わってくる。
ランクが低いもの程設定が曖昧で不安定な物が多く、話を終わらせる場合も悪い意味で作者は一体何がしたかったのかが読み取りづらくなる。
ランクが高い作品は特殊な設定であっても物語がブレない為、逆にアクションの場合敵を倒す事に苦労する事が多い。
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Another
Work |
Writer |
作家。物語を生み出す者。
基本的に作家はEMのように作品の中へ入る事はできないが、例外に魔法の使い方を知っている者はEMの様に作品内へ入り、自動書記で作品を作ることができる。
但しその場合、作者自身によほどの腕がない限り作者の思い通りの展開にはならない。
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Assistant |
物語を書く際に、一緒に作品の中に入りアシスタントをする人。
基本的には知識が豊富な者でなければ勤まらない。辞書の役割を果たし話に必要な知識を貸す。
また、ミステリーなど話の都合上死者が必要な場合、アシスタントに代理書記を依頼・もしくはアシスタントに死者役を依頼する事もある。
但しその場合かなりの信頼が必要となる為、あまりミステリーやアクションのアシスタントをしたがる者はいない。
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里本屋 |
途中で書くことをやめた作品を買い取り、販売している本屋さん。
古本屋と違い「未完成作品」が置かれているので、本は世界に1冊しかない。
買い取られた本は店員が検本し、ランクを設定して売り出す。
里本屋に出せば誰かが物語を終わらせてくれる可能性もあるが、終わらせた作品に対する「作者」としての著作権はなくなるので、かなりの良作として完成し世に売り出されても作者に印税は原則入ってこない。
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武器屋 |
物語の世界で戦う場合に必要となる武器を販売するお店。
但し、現実世界での武器の使用は認められていない為、武器を使った練習は市販の「戦闘テキスト」等の中で行う。
実際にその武器が使いこなせなければ当然本の世界でも使いこなせず、近年は身体を鍛える者が減りアクションEMが減った為やや不況らしい。
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※こちらのコーナーは要望があれば新規職業加筆します。
新たな職業を考え、こちらに掲載希望がございましたら
加えさせて頂きますのでお気軽にご連絡下さいませ。
連絡先:プロフィール欄下部に記載
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Writer
"N" |
7部に渡る長編小説を執筆していたが、第4部発行と共に15年前失踪。「彼の作品はどれも素晴らしい」と評価され、多くの腕利きEMが我こそはとNの作品を終わらせようと試みるも誰一人完結させる事ができず、多くのEMがNの作品の中で死に物語の中から出られなくなっている。
その為、Nの作品を終わらせる事がEM達の夢でもあり、10年前に過去唯一Nの作品を終わらせたのがロンズである。
しかし、ロンズが終わらせたのは第5部のみであり、第6部の中で今も出られなくなって眠っているEMは多い。
Nの作品はアクション・ミステリー・ファンタジーが多い
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